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AKB48グループ横山由依、北原里英ら、初恋相手との再会トークで盛上がる

 AKB48グループのメンバーがそれぞれ主演を務める9つの短編(各10分)からなる映画『9つの窓』の先行公開初日舞台あいさつが30日、横浜市のブリリア ショートショート シアターで行われ、出演する9人のうちAKB48グループの横山由依、北原里英、宮澤佐江、中西智代梨、入山杏奈、木崎ゆりあ、江籠裕奈、茂木忍が出席し、横山が主演した本作の中の一編「漁船の光」のテーマである「初恋の相手」に絡め、「初恋の人にもし再会したら」をお題にトークを行った。この日はその「漁船の光」で横山の初恋相手を演じた大野拓朗ほか、共演の小池亮介、主題歌を担当するThinking Dogsもイベントに出席した。

 横山は「初恋の相手」との再会について、大野を横目に「久しぶりに会うということは相手も昔と変わって、大人っぽくなっていたりすると思うので、きっと緊張するかな」とコメント。「初恋の人に会ったという経験が今までないのでわからないです」と謙遜しつつ「恋に落ちるかも」とにっこり。

 北原は対照的に「初恋の人って久しぶりに会うと『あれ?』って言うパターンが多い」と述べ、イケメンの大野を振り返りつつ「大野さんみたいだったら嬉しいですけどね」とニヤニヤ。宮澤のほうは「わたしだったら、『初恋の相手だ』ってきちんと告白しますね」といい、木崎は相手によると匂わせる発言で会場を笑わせると、やはり大野をちら見して「長身がだめなので大野さんだったらいらないです」と大野を突き放した。

 中西は恋に積極的なイメージを持たれるタイプだというが、「見た目的にガツガツいくと思われがちですけど、たぶん実際は何も言えなくなってしまうタイプです」と恥ずかしげな表情。「会ったとしても心の奥底にしまって『こんにちわ』って言います。思い出に浸っているタイプです」としみじみ。

 茂木は「会って、相手がカッコよくなっていたら『あの時、告白しておけばよかった』って後悔するかも」と女の子らしい発言。入山は他のメンバーとは打って変わって素っ気ない態度で「たぶん、どうもしないですね。何も思わないと思います。初恋の相手と言うことをたぶん忘れていると思います」と話して会場をわかせ、15歳の江籠は「本当に好きな相手だったら恥ずかしくて声をかけられないと思います」とキュートな笑顔。他のメンバーから「アイドルとしてパーフェクトな答え」と絶賛されていた。

 本作の公開に横山は「短編映画の集まりのような作品。今日ようやく1本になったんだなって感慨深いです。新しいAKBを見ていただけたら嬉しい」と発言。北原も「短編映画にあまりなじみがなかったんですけど、今回参加して短編映画の魅力にはまってしまいました。見てくださる方にもそれが伝わるといいな」と本作をPRしていた。

(取材・文:名鹿祥史)

『9つの窓』は2月6日より全国順次公開

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