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日馬富士擁護の松本人志、発言の裏には何が?

 12月3日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)において、ダウンタウンの松本人志が暴行事件報道を受け、横綱を引退した日馬富士を擁護するコメントを発し話題となっている。松本は「(大相撲は)人を張り倒して投げ倒す世界じゃないですか。その世界で、土俵以外のところで一切暴力はダメというのは無理があると思う」と持論を展開した。

 松本はこれ以前にも、ジャズトランペッター日野皓正のビンタ騒動を受け、「我々の世代は体罰を受けて育ってきた。なぜ今はダメで昔は良かったのか」と疑問を呈している。いずれも暴力を事実上肯定するかのような発言でもあるが、なぜ松本はこうした発言を繰り返すのか。

「もちろん彼の本音でもあるでしょうが、“逆張り”の意味もあるでしょう。『ワイドナショー』は録画放送のため、時事ニュースへの迅速な対応が間に合いません。松本が何を語るかに番組の比重が大きく割かれている。世間の風潮にあえてノーを突きつける姿勢は、過去のワイドショーでも、テリー伊藤などが行ってきたある種の伝統芸です。それを忠実に受け継いでいるといえます」(放送作家)

 さらに、発言の裏には、松本自身の来歴にある“ハングリー精神”も見え隠れする。

「松本はベストセラーとなった『松本』『遺書』(ともに朝日新聞出版)では、自身の生い立ちを赤裸々に記しています。オナニーも見つかるほどの狭い家に育ったほか、外食をしても一番安いメニューしか頼めなかったエピソードは、本人が作詞、槇原敬之が作曲を担当し、浜田雅功が歌ったヒット曲『チキンライス』の歌詞に描かれていますね」(前出・同)

 松本の発言には自身の体験や、世代論を投影したものも多い。物議は醸し出しても、「有名人のひとつの意見」としては成立するのは確かだ。来年で55歳となる松本の「ガンコオヤジ化」はこれからも進みそうだ。

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