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【週刊テレビ時評】向井理主演「S-最後の警官-」が好調キープ 天海祐希主演「緊急取調室」は急上昇

 他の連ドラが低迷するなかで、ひとり勝ち状態なのが、向井理が主演するTBS系「S-最後の警官-」(日曜日午後9時〜)だ。

 同ドラマの第3話(1月26日)視聴率(以下、数字はすべて関東地区)は、16.1%で前週より、0.9ポイントアップした。初回(12日)は18.9%でスタート。第2話(19日)では15.2%と急落したが、第3話では持ち直し、3週連続の15%超えをマークし、好調を維持している。

 第3話は、主人公の神御蔵一號(向井)が所属する架空の警察庁特殊急襲捜査班(NPS)がテレビで取り上げられ、NPSを代表してインタビューを受けた一號は、周囲に秘密にしていた身分がばれた。また、NPSがライバル関係にある警視庁の特殊部隊・SATと合同訓練を行い、しのぎを削り、SATの凄腕スナイパー・蘇我伊織(綾野剛)が激しい対抗心を燃やした。そして、国際テロリストのM(オダギリジョー)が、警察庁科学警察研究所研究主任の横川秋(土屋アンナ)を拉致するという展開だった。

 主演の天海祐希が刑事(取調官)役を演じる「緊急取調室」(テレビ朝日系/木曜日午後9時〜)第3話(23日)は、16.1%と高視聴率だった。初回(9日)=12.5%、第2話(16日)=13.4%とまずまずだったが、右肩上がりの急上昇となった。第3話では取調官の天海と、被疑者役の安達祐実との、取調室での対決が見せ場だった。第4話以降の視聴率が注目されるところ。

 フジテレビ系の人気シリーズ、「医龍4〜Team Medical Dragon」(坂口憲二主演/木曜日午後10時〜)第3話(23日)は13.2%で、前週より、0.4ポイントアップ。初回(9日)=11.6%、第2話(16日)=12.8%で、少しずつだか数字を上げてきた。

 赤ちゃんポスト「こうのとりのゆりかご」を設置する熊本県熊本市の慈恵病院が放送中止を要請、全国児童養護施設協議会と全国里親会が内容改善を要求するなど、舞台裏が騒がしくなった「明日、ママがいない」(芦田愛菜主演/日本テレビ系/水曜日午後10時〜)第2話(22日)は13.5%で、初回より0.5%ダウンした。同ドラマはスポンサー8社すべてが降板するなど、異常な事態に陥っている。

 また、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」(岡田准一主演/日曜日午後8時〜)第4話(26日)は16.5%で、1.5ポイントのダウンとなった。
(坂本太郎)

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