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AKB48総選挙の歴史を振り返る

 7日に開催される第6回AKB48総選挙の開票イベント。速報では、前回の覇者であるHKT48の指原莉乃が第1位であった。今年で6回目となるAKB48総選挙の歴史を振り返りたい。

 第1回のAKB48総選挙が開催されたのは2009年。AKB48とSKE48のメンバー計98人が参加した。第1位は前田敦子であった。この総選挙の趣旨は、選抜メンバーをファンが決めるというものであり、特に第1回目では、これまで一度も選抜入りをしていない佐藤亜美菜が第8位となって注目された。ただ、アイドル界では、メンバーに序列をつけるということで衝撃を与えたイベントとなったが、残念ながら大手メディアから注目されることはなく、スポーツ紙がベタ記事で伝えた程度であった。

 第2回の総選挙では、これまでAKB48で不動のセンターとして活動してきた前田敦子が大島優子に敗れるという波乱が起きた。この総選挙の結果を受けて大島がセンターを担当したシングル「ヘビーローテーション」は同グループの代表曲として認知されるほどのヒットとなった。

 前田敦子と大島優子。二人の最後の戦いとなったのが第3回総選挙である。速報では大島優子が第1位であったが、最終結果では前田敦子が逆転。不動のセンターの意地を見せた。当時、AKB48の顔として多くのアンチを持っていた前田はスピーチで、「私のことは嫌いでも、AKBのことは嫌いにならないでください」とコメントしたことが話題となった。

 第4回は前田敦子が卒業を発表していたため不参加。ライバルが不在であった大島優子が速報から第一位となり、そのまま逃げ切って貫録を見せた。またこのころから、地方グループの躍進が目立つようになる。特にアンダーガールズでは、10人が地方グループからのランクインしている。

 昨年の第5回からは立候補制が導入される。開票イベントは日産スタジアムで開催された。また、総選挙前に板野友美が卒業を発表、開票イベントでは篠田麻里子が卒業を発表。これまでAKB48の顔として活躍してきた彼女たちの卒業と第1位となったのが、決して正統派アイドルではない指原莉乃であったことから、新しいAKB48を象徴する総選挙となった。また、指原はHKT48所属であるため、はじめて地方グループのメンバーが第1位を獲得したことにもなった。

 ちなみに、第1回目の総投票数は5万4026票。第1位となった前田敦子の票数は4630票であった。前田の票数を今回の第6回総選挙の速報値で見てみると、39位の山内鈴蘭(SKE48)と40位の小谷里歩(NMB48、AKB48兼任)の間となる。この数年間で、総選挙というイベントが大きなものになったことがうかがえる。

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