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次は飛田か 松島新地の摘発で始まった大阪新地連続摘発“余波”

 大阪の“夜の街”に異変が起きている。「松島新地」に続き、今度は「今里新地」が摘発され、経営者らが続々逮捕されているのだ。
 女性従業員に30分1万3000円で売春させたとして、1月16日、大阪府警東住吉署などに売春防止法違反容疑で逮捕されたのは、「今里新地」で料理店を経営する容疑者(64)ら7人。

 「今里新地」は「松島新地」「飛田新地」と並ぶ、大阪ちょいの間風俗の三大拠点の一つ。“伝統的風俗”として黙認同然の状態にあることは、知る人ぞ知るところだ。これまでにも摘発は行われていたが、散発的なものが多かったため、立て続けの出来事に新地には衝撃が走っているのだ。
 「どうやら今回の摘発は、今までのような警察の“点数稼ぎ”とは違うようなのです。というのも、松島にせよ今里にせよ、闇社会とのつながりは少ないという見立てで少々大目に見られていた。これが覆されたということは、裏の事情にも変化があったということ。とにかく警察の目の色が違いますからね」(地元風俗記者)

 そこで気になるのが、先立って1月12日に行われた松島新地の摘発だ。
 風俗関係のスカウトマンが経営する闇金で借金した女性が、松島新地の料理店を紹介され、同店で「売春行為をさせられた」と警察に駆け込んだ。これで料理店の経営者やスカウトの男ら6人が逮捕されたのだ。“借金のカタに遊郭に売られる”というのは昔の話と思いきや、今でもあったというわけだ。
 「ここ数年、新地では景気の影響もあって、経営者が代わった店が増えており、その中には暴力団や闇金といった反社会勢力もいるとの情報があります。松島のケースはそれを証明したわけで、警察では今里の件でも、背後関係に注目している。今後も徹底的な取り締まりが行われるでしょう」(事情通)

 大阪の風俗界隈では「次の矛先は飛田新地なのでは」との声も聞こえてくる。今後も新地の動きに目が離せない。

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