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幽霊はどんな物質でできているのか?

 「幽霊」という名称は一つしかありませんが、幽霊の種類でも、人間がそのまま霊として生前の姿を見せる場合と、他に人間の形をした白いもや状の幽霊が存在します。

 ここでは、白いもや状の幽霊について語らせていただきます。まずは、生きている姿と同じようなリアルな姿をした幽霊ですが、これは霊能者、あるいは霊感がかなり高くないと目にすることはありません。これらの霊は波長が同じ人間に、彼らの生前の姿を見せることによって、自分の存在を知らせようという類の幽霊です。

 筆者はそのもや状の幽霊に二度ほど遭遇しています。一度目は昼間にマンションのエレベーターの扉が開いて、その中から人型の白いもや状の物体が出てきました。それはあたかも生きている人のように歩いていたのです。その時筆者は面白い発見をしました。もや状の幽霊は平べったい物ではなく、胸囲も人間と同じようにあるということでした。

 さらに二度目の遭遇は、夜に花火をしていた時でした。道の真ん中に人型の白いもや状の幽霊が立っていました。子供だった筆者とほぼ同じような高さの霊でしたので、それも子供の幽霊だったのだと思います。

 花火をしているところを見物に来ていたのだと思いますが、筆者が家に帰る途中に、白い人型のもや状の物体が道の真ん中に立っており、筆者はとっさに幽霊だとは思わずに、草が立っていると思いまして、その幽霊を手で払ったのです。手には幽霊の感触がありました。その感触は風呂場で湯船の水を混ぜたときと同じような感触でした。

 それから時が経ち、筆者は駅までバイクで通っていた時のことです。よく、筆者の住む場所は夜になると濃霧が発生するのです。濃霧は白いもやが視界を遮り、自動車のライトの光さえも遮るほどなのです。筆者は濃霧に入っている時の感触はある感触と同じであることに気が付きました。

 濃霧に入った時に、身体がまるで水の中を進んでいるような、空気とは密度が明らかに違う感触があります。筆者が手で幽霊を払ったときの感触が、そのまま濃霧の感触と同じだったのです。

 ちなみに霧は、空気中の暖かい空気が冷たい空気に触れた時に発生します。真冬に息を吐くと白くなるのと同じ原理です。幽霊を見た途端に、ふっと消えてしまう場合がよくあると聞きます。また、幽霊と水との関連も昔から言われてきました。幽霊が出る前に、水滴がぽたぽたと落ちる音がするとか、タクシー運転手が墓地で女性を乗せて、いざ目的地へ到着してみると女性の姿はなく、シートが水でべっとりと濡れていたという話もよく聞きます。

 筆者は体験上から、幽霊を構成する物質も霧と同じ種類ではないかと推測するのですが、皆さんはどう思われるでしょうか。

(藤原真)

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