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“内村光良の従兄弟”放送作家・内村宏幸 「テレビはまだまだ面白いっていうのを伝えていかなきゃいけない」

 NHKのコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」の放送作家で、お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良の実の従兄弟である、内村宏幸氏がバラエティ業界の現状と未来、そして視聴率について赤裸々に語った。

 昨今のテレビ業界で目立っている、視聴者からの苦情やネット上での厳しい批判について「やっぱり怖いですよね。勝手にドンドン盛り上がって。単純に怖さは感じますけど、それを怖がってばかりだとか、顔色を伺ってばかりだと、何も作れないんで。ある程度の節度はありますけども、ただ、敏感に気にしすぎるのも正しい姿勢ではない気はします」とテレビ制作に対する自身の姿勢を語った。

 昔と現在のバラエティ業界の違いについては、「あんまり無茶苦茶な企画ができなくなりましたし、もちろん予算が昔よりかは少なくなっているのは感じますね。いつからというのはわからないですけど、やっぱり、ネットが普及し始めたのは大きいと思いますね」と明かした。

 そして、今後のバラエティの未来については、「制限があるとか、作りづらくなったとかありますけど、自分たちとしてはテレビはまだまだ面白いっていうのを伝えていかなきゃいけないのかなと思います。テレビがつまらなくなったっていう論調自体が、ちょっとどうかなとは思う所はあるんで。みんながそう言い始めちゃうと、そう見えてきちゃう(笑)とは思うんでね」と使命感に燃えていた。

 最後に、テレビ業界に携わる放送作家として“視聴率”を意識しているのか? という問いには「絶対気にしてないってことはないですし、もちろん視聴率が良いにこしたことはないですよね。でも、視聴率を取りにいこうみたいな…もちろん番組としては必要なことではあるんですけども、それがイコール良い番組になるかっていうと、ちょっと違うような気もしますし、まぁ、難しいところなんですよね。視聴率が良いてことはやっぱり、良い番組であるということではあるんですけども。そこを目指していくだけでは、あまり番組としては正しくないとは思うんですけど。僕は、良いモノを作っていれば、視聴率が後から付いてくるモノだと、いまだに信じてるんですけどね(笑)。むしろ、信じたいと(笑)」と笑顔で答えてくれた。

 昨今では、若者のテレビ離れが加速しているとされ、視聴率もかつてと比べると低下している。そんな状況の中で、放送作家である内村氏の言葉は力強かった。

【内村宏幸】
「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば」「夢で逢えたら」「ウンナンの気分は上々。」など人気番組に携わってきた、日本を代表する放送作家の1人。現在でも第一線で活躍しているが、「内村宏幸 放送作家Class」を開設し、専任講師として未来の放送作家も育成している。カリキュラムは全20回。毎週金曜日19:00〜21:00。条件は18歳以上の男女。募集人員は20〜30名。渋谷区内の貸会議室にて講義。WEB通信コントClass講座も実施中。詳しくはマセキ芸能社ホームページまで。

【LIFE!〜人生に捧げるコント〜】
お笑い芸人と俳優&女優がコラボした新感覚コント番組。NHK総合 毎週木曜日22:00〜22:43放送。出演者:内村光良(ウッチャンナンチャン)、田中直樹(ココリコ)、西田尚美、星野源、石橋杏奈、坪倉由幸(我が家)、池田一真(しずる)、臼田あさ美、ムロツヨシ、塚本高史、塚地武雅(ドランクドラゴン)

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