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日曜ドラマ『下町ロケット』VS『今日から俺は!!』、視聴率とSNS人気が真逆の結果で今後逆転あり?

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阿部寛

TBSの日曜劇場『下町ロケット』と日本テレビの日曜ドラマ『今日から俺は!!』の第1話がともに14日、放送された。初回平均視聴率は『下町ロケット』が13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)、『今日から俺は!!』が9.8%を記録。数字の面では『下町ロケット』が4.1ポイント差で圧勝した。

 『下町ロケット』は池井戸潤の同名小説が原作で、シーズン1は2015年に放送。最高視聴率22.3%を記録する大ヒットドラマとなった。一方、『今日から俺は!!』は累計発行部数4000万部と人気を誇る同名漫画が原作。日本のコメディ界を代表する人物・福田雄一氏が脚本・演出を務めることでも話題になった。

 初回視聴率では意外なほどの差がついてしまったが、実はネット上の反応は逆。『下町ロケット』については、「池井戸作品っていつも同じ展開でハラハラしない」「どうせ最後は小さくて弱い方が大逆転で勝つんだろうなと思うと冷めちゃう」という声が聞かれる。逆に『今日から俺は!!』については、「福田作品だし、このキャストで面白くないわけない!」「予想以上に笑えた」と絶賛する声が聞かれている。

 また、それぞれの番組のツイート数の推移を見てみると、ツイッターで『下町ロケット』のワードが出たのは放送中、最高で4500件(15分当たり)ほど、『今日から俺は!!』が最高で12000件(同)近くと『今日から俺は!!』が圧倒。SNS上では『今日から俺は!!』の方が評価されていた様子だ。

 「『下町ロケット』は2ケタスタートとはいえ、前作の初回視聴率は16.1%。そこから徐々に上がっていき最終回で最高視聴率を記録することができました。前作の初回視聴率から2.2ポイントも落としており、あまりいい数字とは言えない。作品の今後は第2話に懸かっているのではないでしょうか」(ドラマライター)

 ネットからの評価が分かれた2作。初回視聴率では『下町』に離された『今日から俺は!!』だが、逆転の可能性はまだまだ残されているようだ。

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