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キムタク主演ドラマ低調でフジテレビが怯える劇場版『HERO』の不安

 6月18日に最終回を迎えた木村拓哉(42)主演のドラマ『アイムホーム』(テレ朝系)の全10話の平均視聴率が14.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ=以下同)と振るわなかったことから、7月18日から公開される同じく木村主演の人気ドラマシリーズ『HERO』(フジ系)の劇場版の観客動員数が危ぶまれている。

 ドラマ『HERO』は、昨年7月から第二期が放送され、平均視聴率21.3%を記録し2014年のドラマで1位になると思われたが、10月に始まった『ドクターX 〜外科医・大門未知子』(テレ朝系)の22.9%に抜かれた。そのため木村は、リベンジとばかりに『アイムホーム』でテレ朝の連ドラ初出演を決めたという。
 「しかも、木曜日21時放送で『ドクターX』とまったく同じ枠。米倉を意識したとしか思えません。それだけに『アイムホーム』は、視聴率20%のノルマが課せられていたんです」(テレ朝ドラマ関係者)

 ところが、初回が16.7%、その後は12%台に落ち、最終話は19.0%と挽回したものの、一度も20%を超えることはなかった。
 「同じクールのドラマで注目されていた堺雅人主演のドラマ『Dr.倫太郎』(日テレ系)の平均視聴率12.7%には勝ちましたが、1年前の『HERO』を考えれば14.8%は低過ぎる。すでに“キムタク神話は終わった”と言われて久しいが、それにダメを押してしまった形です。劇場版『HERO』に影響することは間違いありません」(前出・映画関係者)

 '07年9月に公開された劇場版『HERO』は、興行収入81.5億円を記録し、同年の邦画部門第1位に輝いている。
 「フジはここ数年、番組視聴率が悪く広告収入が激減している。日枝久会長が起死回生策として推し進めていた“お台場カジノ構想”も頓挫し、番組改変で大幅にテコ入れをして視聴率アップを狙ったものの、まるで効果がない。そんな今、頼みの綱は『HERO』しかないんです。ところが、他局のドラマでキムタクが苦戦してしまった。6月25日の株主総会を迎えるにあたり、フジの上層部は戦々恐々としています」(フジ関係者)

 昨今の視聴率低迷で、フジテレビは株主総会前から日枝久会長と亀山千広社長が経営不振の責任を問われるのではと囁かれていた。果たして今回のキムタク主演ドラマの失敗が、フジテレビの終わりの始まりとなるのか。

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