SMAP解散騒動で株があがった女子アナ

　昨年末に解散した国民的グループ、SMAPについては、多くの芸能人は自らの持論を語っていた。そんな中、ある女子アナの対応は、大きく絶賛されることになった。その女子アナとはフジテレビの三田友梨佳だ。

　まず、彼女の発言が注目を集めたのは、SMAPの解散発表から2週間後。「直撃LIVE グッディ！」で、中居正広のラジオ番組での「いい気持ちにさせてよ。ラジオくらいさ」とコメントしたことについて、同番組では真意を勘ぐるような報じられ方がされた時だ。しかし、三田は「全部聴くと、その直前に、独自のゴミ袋の収納方法を以前、お話されたことに対して、ファンの方からのメッセージで『それは中居さんだけじゃなくて、みんなもやってますよ』っていう流れがあったので」と語った。中居のコメントは特別、「意味深な発言」ではないと冷静に指摘した。SMAPについてはおもしろおかしく報道されることが多かった時期に、この冷静なコメントはファンから絶賛された。

　また、「SMAP×SMAP」の最終回放送で、中居正広が「世界に一つだけの花」を歌唱する時に五本の指を握りしめたことに関して、「5人がギュッと集まって、また戻ってくるから『またね』の手の振り方。さよならのバイバイじゃなくて」と、あたたかいコメントをした。この発言も、SMAPファンからは非常に好意的にみられた。

　三田友梨佳アナは東京都出身。青山学院大学卒業後にフジテレビ入社。実家は老舗の料亭との話もある。彼女の静かながらも、SMAPへの愛を感じるコメントは、解散を悲しむファンを励ます言葉になったことは確かだろう。