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ひとまず最低限の“ノルマ”はクリアしたキムタクの主演ドラマ

 昨年大晦日で解散したSMAPの木村拓哉が主演を務めるTBS日曜劇場「A LIFE〜愛しき人〜」の15日放送の初回の平均視聴率は14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)だった。

 この視聴率は1月クールの民放連続ドラマの初回視聴率で暫定トップ。同じくソロ初仕事となる草なぎ剛が主演を務めたフジテレビ系「嘘の戦争」の初回11.8%を上回った。

 「ジャニーズ事務所はキムタクを猛プッシュ中で、制作サイドにはとてつもないプレッシャーがかかっている。ほかのドラマの中でも、草なぎのドラマを上回ることは最低限の“ノルマ”。そのうえで、トップを狙うことが課せられているが、そのため、キムタクもこれまで出演しなかったバラエティー番組などにも積極的に出演して番宣していた」(芸能記者)

 ジャニーズ事務所によると木村と草なぎの“待遇”の差は互いのドラマの制作発表会見でも露骨。草なぎが退場時、ドラマのタイトルが書かれた看板でガッチリガードされ、報道陣の質問をスルーしたのに対し、木村は立ち止まって報道陣に対応。その対応をマスコミ各社が絶賛したのだが…。

 「もはや、SMAPの元メンバーはキムタク以外は積極的に言葉を発してはいけないことが“暗黙の了解”。ジャニーズ事務所としては、何か余計なことをしゃべられるのではないかと危惧しており、そういう扱いになってしまったようだ」(同)

 木村は一昨年4月クールのテレビ朝日「アイムホーム」以来、1年9か月ぶりの連続ドラマ主演。外科医を演じた今回の作品で20個目の職業に挑戦することになったが、同じ外科医を米倉涼子が演じ大ヒットシリーズとなったテレビ朝日系「ドクターX」ほどの勢いはなかったようだ。

*画像 「A LIFE〜愛しき人〜」@A_LIFE_tbs ツイッターから

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