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適役でようやく本領発揮の上地雄輔

 映画「バンクーバーの朝日」(12月20日公開、石井裕也監督)の完成披露試写会が15日に都内で開催され、主演の妻夫木聡、KAT-TUNの亀梨和也、上地雄輔、宮崎あおいら主要キャストが上映前の会見と、上映後の舞台あいさつを行った。

 戦前、カナダ・バンクーバーで日系移民の希望の星となった日系人の野球チーム「バンクーバー朝日」の軌跡を描いた同作。横浜高校時代は、大リーグで活躍する松坂大輔投手の女房役をつとめていたことで知られる上地だが、上映後の舞台あいさつで、「僕がいままで受けた中で一番のピッチャー!」と大真面目に亀梨の投球を絶賛。亀梨は「それは松坂さんでしょ!」と恐縮していたというが、劇中では生き生きと演技していたようだ。

 「野球好きの石井監督は細かい動きにもこだわったため、野球が未経験の妻夫木に猛特訓させた。妻夫木以外はバリバリの野球経験者だったが、中でもキャッチャー役の上地の動きはキレがあり光っていた」(映画ライター)

 高校卒業後、複数の大学から野球推薦の誘いを受けたが、芸能界からもスカウトされ、99年に俳優デビュー。しばらくは鳴かず飛ばずだったが、、「クイズ!ヘキサゴンII」でつるの剛士、野久保直樹とともに“おバカキャラ”としてブレーク。つるの、野久保とともに3人組ユニット「羞恥心」を結成して08年に歌手デビューした。

 以後、ドラマ・映画・バラエティーに引っ張りだことなり、遊助名義で歌手としてソロ活動も行い、09年と10年には2年連続でおおみそかのNHK・紅白歌合戦に出場を果たした。

 「売れてから、事務所サイドはかなり高飛車になったので、徐々に売れなくなるかと思われたが、上地本人が人柄が良く、礼儀正しいので芸能界での生き残りに成功した」(芸能プロ関係者)

 一度売れてしまえば、芸能界での“選手生命”はかなり長いだけに、数年後には、年々、引退が近づいている松坂の年収を上回りそうだ。

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