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HKT48「博多レジェンド」公演千秋楽 AKB48へ移籍する中西智代梨の胴上げは「重いからやめよ」

 福岡・博多を拠点に活動するHKT48のチームHの「博多レジェンド」公演が17日、千秋楽を迎えた。

 幕が開き、兒玉遥が「チームH千秋楽いくぞー!!」という掛け声で始まった「博多レジェンド」公演千秋楽。1曲目は博多の名所や食べ物、方言が歌詞に盛り込まれた「HKT48」からスタート。

 冒頭のMCで、森保まどかは「セットリストを決めるためにみんなで泣きながら話しあったこともあった」と振り返り、植木南央は「(全108回)全ての公演に出演したことが思い出。レジェンドを起こせたんじゃないかな」と語ると会場からは大きな拍手が。指原莉乃は「明日からちょり(中西)はAKB48の超選抜様ということで、気を使っていきます」と指原独特のエールを送り、会場を沸かせた。それを受けて中西は「今日は最後にHKT48として最高のレジェンドを作りたい」と意気込み、お客様からは声援が飛んた。

 終演間際、チームHキャプテンである穴井千尋は、「これから新しいチームで新しいスタートをきります。これからも変わらず困ったときは支え合い、そして時にはライバルとしてみんな一緒に成長できるように頑張っていきます」と新チーム体制への意気込みを話し、サプライズとして、HKT48メンバーで移籍が決定している中西智代梨・谷真理佳らに書き下ろされた「今 君を想う」を披露。笑顔で明るく送り出そう、と話していたメンバーも、こらえきれず涙を流し、中西との別れを惜しんだ。

 中西は曲中に「みんなと過ごした日々は絶対に忘れません。遠く離れていても仲間です。素敵な思い出をありがとうございます」とご挨拶。お客様からは大きな拍手が起こった。

 最後には、指原が「(最後だから)中西を胴上げしよう!」と提案したが、「ごめん、やっぱり重いからやめよ」とのトークに大きな笑いが起こり、最後は笑顔で、HKT48中西智代梨 最後のステージは幕を閉じた。

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