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ジャリンコ梅の映画予想! 第1回〜笑いと人間の底力『川の底からこんにちは』〜

 ジャリンコ梅と呼ばれているからには、大阪の下町育ちやろうと思わせておいて、実はハイカラな神戸育ちな梅山サチコです。

 ウチは事務所の先輩ライターさん達の様にあんまり個性がないんで、あくまでネタで文章書いていきたいと思ってます。
 そんでウチが選んだんは、競馬予測ならぬ、映画予測! 予測するゆうても試写会に行けるようなコネはないんで、映画のオフィシャルサイトと予告を見て、この映画は面白そうとか予測する感じです。意外と新しい思いません?(笑)
 まぁ色々思うところはあると思いますが、参ります。
(注意:筆者は映画評論家でも何でもないただのシロートです。大阪のおばちゃんが井戸端会議でごちゃごちゃ言っとるのと大差ないと考えて下さい)

 今回ウチの目に止まったんは5月1日公開の『川の底からこんにちは』。
 最初、「怖い話なんかなぁ?」と思ってオフィシャルサイトに飛んでみると、迎えてくれたんは木村水産 社歌!
 いきなり始まる曲の歌詞はというと「上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない 来るなら来てみろ大不況 その時ゃ政府を倒すまで〜♪(以下続く)」とストレートに社会を批判する内容。それを主人公とパートと思わしきおばちゃん達が気合の入った大声で合唱しています。やけど曲調は軽いノリで、そのギャップに一瞬意識を奪われた後に大爆笑しちゃいました。
 ストーリーは、簡単にいうと上京してだらだらと派遣OLをしていた主人公の佐和子がある日突然父が病に倒れしまい、急遽父のシジミ工場を継ぐことになるというもの。やけど工場は倒産寸前やし、工場で働くおばちゃんたちは癖もんやしと大変な場所やったという、ストーリー自体は漫画かドラマで見たことがありそうな感じ。
 やけどもこのご時世に舞台がシジミ工場ってのは新しいんやないでしょうか。
 んでもっておばちゃん達が味ありすぎです!
 社歌を歌ってる一種の顔芸ではとまで思ってまう表情もそうやけど、ユーモア溢れるおばちゃん達の動き一つ一つに笑いがこみ上げるのと同時に目を奪われてまいます。
 特にしのへけい子さんとよしのよしこさんの演技にはめっちゃ期待が持てそうです。
 ただ一つ心配なんは、主人公がおばちゃんたちのキャラに食われてまうんではないかということ。
 もちろん主人公の佐和子も存在感はバッチリあります。やけども、癖もんのおばちゃん達相手にどこまで太刀打ち出来るんか。
 ストーリーはもちろんやけど、その点にも注目したくなる作品ですね。
 あと、ストーリーの流れは、主人公が倒産寸前の工場を支えることとなった→色々ありつつも自己改革をして底力を発揮→病気に倒れた父は亡くなってしまったけど、会社の経営はなんとか持ち直したってのを予想してるんやけど、ウチしてはオチを捻ったりするんではなく、ストレートに見やすい映画であることを期待したいです。

 予告編では思いっきり笑える話というんと、人間の底力を描いてるっていう印象がありますが、ほろりとした部分もあるとのこと。
 ウチなりにはかなり期待出来そうな作品です。
 ゴールデンウィークが寂しい人は、この映画を見て元気をもらってみては如何でしょうか。

(−ジャリンコ梅−梅山サチコ 山口敏太郎事務所)

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