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そりゃ〜ないぜ! ハイブリッド車

 もう10年以上も買い換えていない自家用車。走行距離が12万キロを過ぎた頃からすこぶる燃費が悪くなってきた。そこにきて最近ジワジワと値段が上がっていくガソリン価格。一体どうなってるの、民主党。安くなるはずだったガソリン…このままいくと、満タンに給油したら10000円近くになった一昨年の悪夢が再来か? 去年暮れのボーナスといえば一昨年の半額以下になりましたが、こちらの少し古くなった女房にもせがまれて、そろそろ愛車の買い替えを考え始め、新年三が日明けに中古車センターまで見学に出かけました。不景気とはいえ、みんな考えていることは同じで家族連れが結構多く見受けられます。

 郊外の大規模中古車販売店ならでは、スポーツタイプの軽自動車から売れ筋のSUV、そして今一番人気のハイブリッド車まで在庫車種は豊富です。すると、一番下の小学校5年生の娘が、「おとうさん、やっぱりハイブリッド車にしようよ。環境にやさしいから」って、どこの受け売りか知りませんが、こんな子供の口からでさえ自然に囀らせる最近のエコパワーって少し不気味。いくら街中をエレクトリックパワーで走行しても、高速ではバリバリに排気ガス出して走るのでしょうが…「でもさあ、今までの半分の排気ガスがカットされているんじゃない。自然に優しいよ」って、最近はすっかり女房までエコな洗脳をされている。

 まあ、いいや。ガソリンの出費が半分になれば、家計も助かりますし。近くに立っていた人の良さそうな販売員に人気の車種、値段、メリットを聞いてみた。「やはりこちらの車種が一番人気です。グレードにもよりますが、値段も4年おちで150万前後、2年おちで180万前後です」と、ハイブリッド車のパイオニアである車種を紹介された。中古でも結構な値段である。しかし、「燃費はリッターあたり35キロくらい走りますから、一回満タンにすれば1か月以上は給油不要ですよ」ええっ、それって本当ですか? どれどれ、我が家の一か月の走行距離は約1200キロ、この車のガソリンタンクが45リットルだから35/L×45=1575キロ。なるほど、で、現在1リットルのレギュラーガソリンが125円として125円×45=5625円で一か月のガソリン代で事足りてしまうわけですね。今、乗っている車の燃費がリッターあたり11キロだから月額ガソリン代が3分の1に圧縮できる計算。なんだか少し興味が沸いてきたぞ、ハイブリッド車よ。

 でもちょっと待て、そういえば肝心の電池、寿命とか交換とかどうなっているでしょうか? 少し困り顔の販売員、「メーカー保証は5年または10万キロまでの早いほうになっています」で、もし故障や寿命で交換の場合っていくらかかるんですか? 「だいたい20万円くらいで交換します」って、そんなに高いの? しかも5年毎に? そしたら、あまり距離を乗らないドライバーには不利ですね。「あと、修理とかも普通の自動車工場では出来ないんです」。なんだと、初めて聞きました。なんでも電気技師の資格がないと修理出来ないらしいのだ。そんなことテレビでもカー雑誌でも誰も一言も言ってない。

 タバコだって肺がんのリスクの説明やFX取引でも元本われの但し書きがないと売ることが出来ないのに、ハイブリッド車には販売前の重要な情報の開示が無いらしい。驚きだ。そもそもハイブリッド車は同年式、同排気量のライバル車と比べて販売価格が4割高なので、そんなに距離を乗らないならば年間のローン額と維持費はガソリン車のほうが安いのではないですか?

 ああ、ガッカリ。鬼のような形相の妻と子供を宥めながらも、結局今日は車を買い替えることを考えるのはやめた。でも今後もハイブリッド車を買うなんて、絶対にあり得ませんから。

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