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オセロ中島“復帰”でひと商売 日テレとテレ朝が熾烈な獲得合戦

 日本テレビとテレビ朝日が、マインドコントロールを解き早期復帰を目指すオセロ中島知子の争奪戦を繰り広げている。

 まずは、日テレ。夏の風物詩である24時間恒例企画チャリティーのマラソンランナーに、中島を引っ張り出そうとしているのだ。
 「ランナー人選には、やはりサプライズがないとダメ。前回は、古希を迎えた徳光和夫が起用され注目された。今回は、島田紳助や郷ひろみの名前も取り沙汰されている。ただ、郷ではまったく面白味がない。紳助は話題にはなるが、暴排条例でぴりぴりしている警察がまだ目を光らせている。へたに使えません」(テレビ関係者)
 そこで標的にされるのが、芸能界復帰に意欲的な中島。徳光のときは、キャスターだった『TheサンデーNEXT』がその年の3月に打ち切りになり、慰労金も含めギャラは推定1000万円だったという。中島の場合、滞納家賃の支払いや今後の生活費が必要なため、さらに上乗せされ推定1500万円が提示されているようだ。可能性は、かなり高いといえる。

 かたやテレ朝は、中島を“女優”として復帰させようとしている。
 人気特番『痛快!ビッグダディ』シリーズをドラマ化し、出演させる計画。この番組は、大家族H家を長期取材したドキュメンタリーで、'06年9月から'12年4月まで大家族スペシャルとして22回放送されてきた。
 主役は反町隆史が予定され、中島はその妻役である。
 亭主役の反町は、事務所の力で主役を獲得したともっぱらだ。というのも、反町人気は低空飛行が続いているからである。『グッドライフ』(フジ系 平均8.6%)、『最高の人生の終わり方』(TBS系 平均10.9%)とこけ続けた。
 そのため太り気味で、肝っ玉母さん風の中島を出し、視聴率を上乗せしていこうという作戦である。
 「中島のドラマ復帰第一弾となれば、1000万円程度のギャラが提示されてもおかしくありません」(民放ドラマ制作関係者)

 “中島獲得合戦”は過熱する一方だ。

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