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小向美奈子が“大相撲の聖地”両国国技館でキャットファイトの試合を行うことが決定!

 世の中、何が起こるか分からない!

 かつて、豊満なバストを武器にアイドルとして活躍し、現在はAV女優、ストリッパーとして、その筋ではカリスマ的存在となった小向美奈子が、なんと“大相撲の聖地”である両国国技館でキャットファイトの試合をすることになったのだ。

 12月4日、都内で老舗のキャットファイト団体CPE(キャット・パニック・エンターテイメント)が記者会見を開き、15年7月17日にインディープロレス団体・佐野魂(佐野直代表)が開催する両国大会「佐野直万博」でCPE提供試合を行い、小向も参戦することを発表した。

 小向は9月19日、CPEの東京・新木場1st RING大会で、キャットファイトデビューを果たしている。

 興行主催者の佐野は14年前のCPE創設時から、同団体にさまざまな形で協力してきた。今回、その佐野が一世一代のビッグマッチに打って出るにあたって、CPE・Thogo代表が全面バックアップを約束したもの。

 国技館といえば、いうまでもなく“大相撲の聖地”であり、プロレスや格闘技のビッグマッチで頻繁に使用される格闘技の殿堂でもある。その神聖な会場で、AV女優がリングに上がるのはまさに画期的だ。

 キャットファイトは、通常のプロレスや格闘技とは一線を画し、お色気、エンターテインメント性をふんだんに取り入れたオンナのバトルだが、さすがに場所が国技館とあって、残念ながら、試合形式やコスチューム等が従来通りとはいきそうにない。それを強行すれば、その場で即、興行中止となる恐れもあるからだ。

 その点は、Thogo代表も重々承知しており、「ふだんやってるキャットファイトをお見せしたいんですけど、両国国技館でやるということを前提で、知恵を振り絞って…。ふだんやってることを神聖な場所で楽しくきれいにお見せできるように、これから一生懸命考えて、ご来場する方が満足する試合を組もうと思っています」とコメント。

 佐野は「女子プロレスでもなく、女子格闘技でもなく、キャットファイトでもない第4の女子格闘技になる」と話した。

 もともと、格闘技ファンである小向は、国技館に度々格闘技観戦に訪れているという。それだけに、国技館が神聖な場所であることは十分分かっており、「“歩く18禁”と呼ばれて、そこに立っていいのかと思った。私はどんなプレイ、いや闘いをしたらいいんだろう?」と少々悩んだ様子も見せたが、「それなりに、私も磨いていきます」と気を引き締めていた。

 果たして、この大舞台で、小向がどんなコスチュームで登場し、どんなファイトを見せてくれのか注目だ。

 また、この試合にはCPEから、AV女優の範田紗々、三代目葵マリーを始め、Aky、鳳華、アマヅカゼナ、平井さん、タイガー愛子、白玉あも、羽柴まゆみ、桃杏める、小泉千秋、印度の林檎、鈴々舎馬るこ、山本雅俊、ティロ・フィナーレ加川、シバターが出場する(役割分担は未定)。

(ミカエル・コバタ)

※佐野魂「佐野直万博」大会特設ページ
http://www.sano-damashii.com/ryogoku/

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