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スパコン世界1位返り咲きがダメ押し…蓮舫大臣“お役ご免”か

 「大臣じゃなくちゃダメなんでしょうか」
 20日、理化学研究所と富士通が共同で開発中のスーパーコンピューター(スパコン)「京(けい)」の計算能力が世界1位と発表されたことを受けて、「2位じゃダメなんでしょうか」と発言して物議を醸した蓮舫行政刷新相(43)には、永田町の野党関係者から「それ言わんこっちゃない」という声が挙がった。

 蓮舫大臣はこの快挙に賛辞を贈ったが、その際のコメントにも激辛批判だ。ある永田町関係者は「激しい競争の中、世界で一番を勝ち抜いた日本の技術に、『オンリーワンを目指しなさい』と注文をつけるなんて蓮舫大臣はどうかしてる。自分が言ったことへの負け惜しみにしか受け取れないのに」

 1秒間に8200兆回という計算速度が評価され、7年ぶりに「世界一」に返り咲いたスパコン開発だが、2004年にアメリカに世界一を奪われ、その後も中国の台頭など開発競争を強いられている。そんななか、09年の事業仕分けで、開発予算(約268億円)の予算“凍結”を判定(110億円削減)してしまった蓮舫大臣の発言には、今も恨み節の科学者も多い。負け惜しみ発言では民主批判をさらに増大させるだけだ。

 前出の関係者は「蓮舫大臣の役割は終わったとみていいでしょうね。東日本大震災以降は仕事らしい仕事はやっていない。作業服着て3月に都内のコンビニエンスストア視察したくらいでしょ? 大臣じゃなくちゃダメなんでしょうか? なかなか辞めない菅首相が、もし内閣改造を強行したら真っ先に“お役ご免”となるのではないでしょうか」と話す。

 10年の参議院選挙で東京選挙区史上最多の171万票をとったころの勢いは蓮舫大臣にはもうない。夫でフリージャーナリスト村田信之氏が4月の東京・目黒区議選で、妻の威光及ばず893票しか取れず落選するほどの凋落ぶり。蓮舫大臣はもう「あの人は今」状態になりつつある。

 

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