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『なつぞら』、戦争体験に対する主人公の一言が物議? そもそもの設定に疑問の声も

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広瀬すず

 NHK連続テレビ小説『なつぞら』の第104回が30日に放送された。

 この日は冒頭、なつ(広瀬すず)が亜矢美(山口智子)に結婚しない理由を聞くシーンがあった。亜矢美やカスミ(戸田恵子)の口から亜矢美の悲恋が語られたものの、それに対するなつの反応が物議を醸している。

 「亜矢美は売れない踊り子時代にファンだった男性と恋愛関係に。その男性が次第に台本を書くようになり、その台本で踊った亜矢美が売れっ子になったというエピソードが明かされました。しかし、男性は学徒出陣で戦争に行き、帰らぬ人になってしまったとのこと。これを聞いたなつは亜矢美に『悲しいけど、素敵な話です』とコメントしました。しかし、このなつの一言に視聴者からは『恋人が亡くなった話で素敵…?』『自分だって戦争孤児なのによく素敵って言えるな』『これリアルに言ったらぶっ飛ばされるやつ』などと非難する声が殺到。多くの視聴者が不信感を抱くことになってしまいました」(ドラマライター)

 また、これまでにもなつの“戦争孤児設定”が物議を醸してきたことはたびたびあった。

 「実は視聴者からはたびたび『なつの戦争孤児設定、要るの?』という声が上がっていました。両親と死別したなつですが、北海道で育てられ屈託なく育ち、実の父や母を思い出すこともなく夢に邁進する姿に、『戦争孤児って設定ならもっと控えめな女の子になってもいいのに』『戦争孤児って言えば可哀相って思ってもらえるから孤児ごっこしてるみたいで、悲しみが感じられない』という声が多くありました。またなつ以外にも、以前短編映画を作っていた際に、仲(井浦新)らに反発した坂場(中川大志)が、『僕も子どもの頃空襲に遭いました』『そういう子どもの時の体験が今の僕やあなたを作っているんです。だから仲さんたちとは違うものを作るのは 僕らの使命なんです』となつに共感を求めるシーンがありました。これについても『いやいや、仲さんたちは思いっきり戦場に行ってた世代でしょ…』『なんで自分たちだけが戦争で辛い思いをしてることになってるの?』といった声が寄せられています」(同)

 このほかにも北海道育ち、酪農経験などの要素が全く生かされていないという指摘もたびたび集まっている。『なつぞら』に対する視聴者からの不信感はまだぬぐえそうにない――。

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