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不遇時代を乗り越え紅白の総合司会に抜擢された内村光良

 13日、NHKが大みそかに放送される『第68回紅白歌合戦』の総合司会を内村光良が務めると発表。近年、総合司会はNHKアナウンサーが務めることが多かっただけに、サプライズ人事となった。

 この異例の人事について、NHKはコント番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜』で、これまでになかった風をNHKに吹き込ませたことが大きいと説明。司会者としての実績も十分であることから、起用を決めたそう。

 サプライズ起用について、内村は「全く予想外の事でした。すごく緊張するだろうと思いましたが、貴重な機会なのでお受けしようかと」とコメント。当日に意欲を燃やしているようだ。

内村は、南原清隆とのコンビ「ウッチャンナンチャン」でデビュー。1988年にダウンタウン・清水ミチコ・野沢直子が登場した伝説のお笑い番組『夢で逢えたら』(フジテレビ系)でブレイクする。

 以降、『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』(フジテレビ系)、『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)など冠番組を持ち、ダウンタウンとともに日本のお笑い界を牽引する存在となる。

 ところが、2003年、内村とテレビ朝日アナウンサー徳永有美の不倫が発覚。徳永の夫が同局のディレクターだったこと、同局の下平さやかアナとも交際の噂があったことなどから、テレビ朝日の怒りを買い、人気番組の『内村プロデュース』が打ち切られる。

 結局、内村は徳永と結婚することになるのだが、テレビ朝日社員を巻き込んだ不倫略奪婚だったため、批判が噴出。一時期表舞台から姿を消すことに。

 そんな内村を救ったのが、日本テレビ系バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』。2005年に『クイズ発見バラエティーイッテQ!』としてスタートすると、その内容が評価され、2007年2月から日曜8時枠に大抜擢された。

 番組は、奇抜な企画と巧みな編集が評価され、現在も視聴率は常時20%を記録。すると、内村の司会も評価されることになり、レギュラーを多数持つ売れっ子司会者の座に返り咲く。そして、今回お笑い芸人としては異例の「紅白歌合戦総合司会」をゲットすることに。

 まさに、地獄から這い上がった男といえるだろう。

「内村が、不倫略奪婚によるイメージ低下から復活できた裏には、その人柄がある。『さまぁ〜ず』や『くりーむしちゅー』、有吉弘行、ふかわりょうなど、内村のおかげで日の目を見ることができた芸人が多く、人望が厚い。また、スタッフへの対応も良く、若いADにも声を掛け、面倒を見続けていた。そのADが現在プロデューサーとなり、内村を起用し恩返しをしているようです。彼の人柄が、復活の要因となったのでしょう」(芸能関係者)

 不遇の時代を乗り換えた内村が、紅白歌合戦でどのような司会を見せるのか注目される。

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