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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(3/19中山・3/18阪神)

 今週デビューの注目馬は、3月19日(日)中山第4Rダート1800m戦に出走予定のジュンマシュウ。馬名の由来は「冠名+摩周湖より」。牡、黒鹿毛、2014年4月20日生。美浦・斎藤誠厩舎。父ハービンジャー、母サオヒメ、母父サンデーサイレンス。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は河合純二氏。2015年セレクトセール1歳市場において2484万円で落札された。叔父には中央で3勝、地方で8勝を挙げたメジロオマリー(父アグネスデジタル)や、全兄には芝で5勝を挙げているマイネルサージュ(父ハービンジャー)がいる。本馬はハービンジャー産駒らしくないすらっとした脚長の造りではあるが、トモや胸前などの筋肉は父ハービンジャーから受け継いだもの。筋肉の質や馬体の造りから切れを身上とするタイプではなく、長く良い脚を使うタイプだろう。なお、鞍上には大野拓弥騎手を予定している。

 もう一頭の注目馬は、3月18日(土)阪神第4Rダート1800m戦に出走予定のオプティマイズ。馬名の由来は「最良にする(コンピュータ用語。母名より連想)」。牡、鹿毛、2014年3月19日生。栗東・池添学厩舎。父ハーツクライ、母データ、母父Roy。生産は安平町・ノーザンファーム、馬主はキャロットファーム。愛馬会法人・キャロットクラブの募集馬で総額3600万円。半兄は芝で3勝を挙げたアーカイブ(父ディープインパクト)がいる。本馬は父がハーツクライに替わったこともあり、すらっとした胴長で如何にも長い距離が合いそうな造り。晩成傾向の強いハーツクライ産駒らしく、まだ全体的に緩さはあるが、走りには軽さがあり芝向きの印象。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適性を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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