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吉田沙保里 “副学長就任”は五輪回避の大義名分か

 女子レスリングの吉田沙保里(34)が、母校・至学館大学の副学長に就任。これに“事実上の引退”との見方が強まっている。
 「副学長就任の辞令が手渡されたのは11月1日午前11時1分。創立111周年を迎えた同大は“1並び”に吉田を迎えた。選出した理由は、『手本となる人物像』とのことです」(体協詰め記者)

 一般論として、スポーツ、芸能、政財界の著名人を迎えて、学校の宣伝に一役買ってもらうことは多々ある。その場合、肩書きだけの“名誉職”というケースが多いが、吉田は違う。主に広報・渉外を任されるそうだが、“副学長”である以上、それなりの責任は負わされ、かつ学校経営にも携わっていかなければならない。
 「吉田は『突然の話でビックリした』と話していましたよ。これまでの彼女の言動を聞く限り、学校経営、教育問題に強い関心があったようには思えません。就任会見では『母校の監督が(肩書きで)下になったので、どうしようか…』と冗談交じりに語っていましたが、見るからに戸惑っている様子でした」(同)

 大学側はリオデジャネイロ五輪前から検討していたとのことで、吉田も「9月に打診された」と話していたが、発表が遅れたのは“1並び”にこだわっただけではないという。
 「吉田の今後を考えると、悲観的にならざるを得ない。東京五輪の時、彼女は38歳。普通の選手なら五輪出場で目標達成となるでしょうが、彼女は無敗記録を作ったカリスマです。今回のリオ五輪同様、金メダルを獲らなければ周りが納得しない。そのため選手としては、副学長であることを名目にフェードアウトしていく可能性が高い」(関係者)

 JOC理事就任後に引退した室伏広治氏、参議院議員となった後に引退した谷亮子氏が思い出される。レスリング協会も「バラエティータレントになるよりはマシ」と思ったのか。

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