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前園真聖、「アンガーマネジメント」で精神改造 お酒と怒りを断つ

 元サッカー日本代表の前園真聖が31日、都内で行われた映画『アングリーバード』(10月1日公開)の公開記念イベントに出席。2013年に泥酔し暴行事件を起こしたことをきっかけに怒りの抑制に役立つ心理トレーニング「アンガーマネジメント」を受講したことを明かすと、「マネージャーには今でもちょくちょく怒りをぶつけさせてもらっていますが、以前とは違い、相手のことがわかるようになりました。怒りをグッとこらえて、深呼吸をして怒りを抑えられるようになりました」とその成果を明かした。

 前園は「アンガーマネジメント」受講を経て、アンガーマネジメントファシリテーター(怒りの講師)の資格を取得。この日は映画のテーマでもある“怒り”に絡めてゲスト登壇した日本アンガーマネジメント協会代表理事・安藤俊介氏と壇上で自身の失敗談を交えつつ「アンガーマネジメント」の効用を力説。

 前園は「過去にお酒の大失敗がありまして、仕事を休んでいる期間に何か学べることはないかなって受講したんです。普段からちょっとしたことで、いざこざがあったりして、自分が怒りっぽくなったりしていたので」と受講動機を明かすと、「怒りは第二次感情。心の中にため込んでいたものを知ったり、ストレスをどうやってためないでいくかを学ばせてもらい、改めて自分の怒りのポイントを知ることができました。怒りっぽかったのがなくなりました。今は車を運転していてイラっとするようなことも少ないです」としみじみ。

 事件時、怒りを誘発したのはお酒が原因でもあったが、そのお酒も事件後きっぱり断っているといい、「お酒は逆にまわりが『そろそろいいだろう』ってすすめてくるので困っています」と照れくさそうにコメント。「でも3年間飲むのをやめて、不思議なんですけど、今はそれほど飲みたくなくなってしまいました」とも話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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