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怪情報が飛び交う日テレ局内 次期社長レースの本命はこいつだ

 春は役員人事の季節。ことさらテレビ局の人事ともなると芸能プロダクションも絡んでひときわ賑やかになる。大手のプロダクションにとっては、誰が社長になるかによって、所属するタレントの利用度もギャラも大きく違ってくるからだ。そんな中で生まれるのが足の引っ張りあいだ。

 日本テレビの次期社長候補と言われるのが、東大法学部卒の渡辺弘専務(61)と一橋大学商学部卒の小杉善信専務(60)。この同期入社の2名だ(2014年4月現在)。幹部社員も渡辺派、小杉派に派閥が分かれている。

 小杉氏はかつて『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』を手がけ、1978年に開始した『24時間テレビ 愛は地球を救う』を92年にエンターテイメント化させることに成功。ドラマでも『家なき子』をヒットさせ、土曜9時のドラマ枠を確立した。
 渡辺氏はバラエティー畑の叩き上げ。『スーパージョッキー』、『マジカル頭脳パワー!!』のチーフプロデューサーとして活躍し、安室奈美恵やSPEEDを生んだ『THE夜もヒッパレ』も手がけてきた。
 「僕らペーペーには関係ないですが、戦いは始まっているようですね。幹部の人たちはどちらに付くかで出世が違ってくる」(日本テレビスタッフ)と、現場は冷ややかだが、局内では壮絶な情報合戦が繰り広げられている。

 渡辺氏の妻は『キューピー3分クッキング』の元プロデューサーで、元総理大臣の大平正芳氏の孫娘。だが、渡辺氏は「社内恋愛している。相手は、経済部のKさんで、Kさんは不倫が原因で離婚した」と、右翼に名指しで追われている。
 「こんな内輪の情報は内部からしか出てこない。リークした奴がいるに違いない。あくまで噂の域を出ていない」(渡辺派社員)と、渡辺氏サイドは憤慨する。

 その一方で、親しい身内とプロダクション関係者を呼んでパーティーを開いたのが小杉氏。しかし、このパーティーも不穏な空気を漂わせる材料になった。
 「極々内輪の会のはずだった。しかしそこへ、みのもんたさん(69)が登場し、あたかも親しい間柄に見せた。これが“小杉さんがみのさんを許した”と記事になってしまった。テレビ局のコネ入社を暴露したみのさんは、日テレ内部で許される訳がないのに」(関連会社役員)

 このように、日テレ内部は誰が敵で誰が味方か分からないような疑心暗鬼状態が続いているという。しかし、両名の社長の目は消えたと言う幹部もいる。
 「わたしはどちらにも付いていませんが、次(の社長)は部下にも上司にも信頼されている広瀬憲一編成局長じゃないのかな? 歳も二人よりも5歳以上若い。芸能プロダクションとも癒着していない」

 情報戦を加速させた本命と対抗を尻目に、無欲で実行力のある若手が末席役員からごぼう抜きで社長の椅子を射止める。実際の株式会社でもよくある話だ。

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