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明暗を分けたWinkの2人が歩んできた人生

 今週発売の「週刊文春」で妻子ある年下俳優の津田英佑と4年間の泥沼の不倫関係にあったことを報じられた女性デュオ「Wink(活動休止中)」の鈴木早智子だが、同じアイドル誌のミスコンテストで入賞した相田翔子とWinkを結成。88年4月にシングル「Sugar Baby Love」でデビュー。同年、4枚目のシングルでドラマの主題歌に起用された「愛が止まらない〜TURN IT INTO LOVE〜」が約65万枚売り上げ大ヒット。翌年発売された「淋しい熱帯魚」で日本レコード大賞を受賞し、NHKの紅白歌合戦に初出場した。
 「それまでは同じようなキャラがおらず、2人が無表情で歌って踊る独特のキャラがウケた。初期はほとんど洋楽のカバー曲が多かった。デュオとしての活動を続けながら、2人はそれぞれソロ活動を始め、解散説が流れるようになった」(レコード会社関係者)

 2人のうち、最初に男性スキャンダルが明るみになったのは鈴木。94年に当時Jリーグの横浜マリノスのスター選手で現在は実業家の山田隆裕氏と結婚を前提に交際していることが発覚したのだ。
 「関係者の紹介で知り合い、発覚する1年ほど前から交際。山田氏はすでに鈴木の両親にあいさつを済ませ、シーズンオフにもゴールインと言われていた。立て続けに、相田が会社員と交際していることが発覚。同時期に2人が結婚するのでは、とも言われていたが、96年の正月に鈴木がハワイで報道陣に対し1年半前に山田と破局していたことを告白。相田も自然消滅した」(ベテラン芸能記者)
 96年2月にはWinkの活動休止が発表され、2人はそれぞれソロ活動をするが、同デュオの全盛期に放ったような輝きは失われた。
 その後、鈴木は05年にドラマで初の濡れ場を披露し話題になったぐらいだが、相田は06年8月に元衆院議員で経済企画庁長官も務めた相沢英之氏と女優司葉子の三男で医師の相沢宏光氏との交際が発覚。08年7月に結婚し、同年11月に盛大な挙式・披露宴を行った。

 08年には日本レコード大賞の50周年記念企画でWinkが一夜限りの復活を果たし、鈴木は「当時のファンが、2人が並んで歌えたことを喜んでくれたらうれしい」。相田は「年を重ねるごとに、賞のありがたさが分かるようになりました」と感慨深げだった。
 鈴木は昨年3月、都内自宅マンションで睡眠薬を多量に服用したため救急車で病院に搬送される騒動を起こし、同9月には芸能人専門AVレーベル「MUTEKI」から男性との絡みがない“ソフトAV”を発売し話題になったが、昨年は津田との関係をどうするか悩んでいたデリケートな時期で精神的にも辛かったようだ。
 不倫の過去を告白した鈴木と、結婚して“玉の輿”に乗りマイペースで仕事をこなす相田。デビューから22年、見事に明暗を分けてしまった。

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