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『半沢直樹』大ヒットでもさえないTBS幹部の顔色

 銀行を舞台にしたピカレスクドラマ『半沢直樹』(TBS系)が、今年のテレビ界で最大のヒットとなりそうである。 

 初回が19.4%(関東地区)で、TBSはこれだけで大騒ぎ。だが、勢いは落ちるどころか右肩上がりを続け、4回目は29%をはじき出した。
 『JIN』のシーズンI(09年10月〜)19%、同II(11年4月〜)21.3%を上回る快進撃で、局内では『半沢直樹』のポスターがあちこちに貼られるお祭り騒ぎである。

 しかし、あるTBSテレビ幹部は次のように肩を落とす。
 「今7月期クールは4本のドラマで再浮上をかけた。ところが、『半沢直樹』だけが異常に高視聴率で、他はジャンクな作品に成り下がっている。平均してドラマ部門はよくないといえます」
 ジャンクとは、クズという意味である。いまのテレビ界は、ノルマに達成しないドラマは内容に関係なく、すべて失敗作扱いだ。

 具体的にみると、舘ひろし主演で橋田寿賀子が脚本を書いたホームドラマ『なるようになるさ。』が平均13.4%でやっと合格点に届く程度。だが今後はわからない。小泉孝太郎主演『名もなき毒』は同9.1%で5回目はひとケタの8.2%に転落した。
 そして、目を覆うのが、ジャニーズの玉森裕太が主演する『ぴんとこな』。なんと8.7%でスタートし、5回目が7.6%にまで転落した。『半沢直樹』の突出した視聴率が、この3本を食ってしまったのだ。
 「現時点で万年4位から脱出か、といわれているが、11年に日テレが『家政婦のミタ』を大ヒットさせ三冠をとったときとは状況が違う。今のTBSは、『全日』と呼ばれる朝帯や午後帯の視聴率が不振で、そこが改善されないとレースに勝てない。かといって、『半沢直樹』のようなドラマが毎クール登場するかといえば、それは不可能です」(テレビ誌ライター)

 いまのTBS、いわれているほど絶好調ではないのだ。

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