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井上真央の大河主役で見え隠れするみずほ銀行との黒い癒着

 井上真央が再来年(2015年)の大河ドラマの主演に内定した。
 江戸幕末の長州藩士・吉田松陰の妹役だが、タイトルその他詳細は決まっていない。
 「15年の場合、早くから木村拓哉の『信長燃ゆ』が有力候補とされていたが、まったくの噂に過ぎなかった」(NHK事情通)

 井上はこれまで、11年に放送された朝の連続テレビ小説『おひさま』でヒロインを演じ、同年大みそかのNHK紅白歌合戦では紅組司会を務めた。
 「朝の連続ドラマと大河ドラマの両方の主役を演じるのはきわめて少ない。とりわけ井上の場合は、朝ドラと大河で4年しか間を置かれていない。それだけNHKから寵愛されている、とみていいでしょう」(NHK担当スポーツ紙記者)

 たしかに、その実績は無視できない。井上は昨年3月、映画『八日目の蝉』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得、名実ともにトップ女優に上りつめている。
 過去に朝ドラヒロインから大河主演にステップアップしたのは『ひまわり』から『利家とまつ』の松嶋菜々子、『純情きらり』から『篤姫』の宮崎あおいぐらいだ。

 それにしても、なぜ井上はNHKから寵愛されるのか。
 「NHKのメインバンクと大きく関係しています。NHKの場合はみずほ銀行がそれで、井上は06年から同銀行の広告塔になっている。みずほの圧力もあり、井上を連ドラと大河の両方の主役に据えるという決断に出たわけです」(前出・NHK事情通)

 NHKが先日発表した中間決算(14年3月期)では、黒字が180億円になったというが、いつ景気は落ち込むかわからない。そのために、メインバンクのご機嫌をとることも必要だ。
 さらに、再来年大河の舞台を安倍総理の故郷・山口にしたことも“配慮”の一環とみてよかろう。

 それにしても、NHKのメインバンクに対する及び腰はハンパではない。

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